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聖地キャンディ
大きな地図で見る スリランカ中央部にある盆地に位置するキャンディ(Kandy)は、1815年、イギリスの植民地となったことでシンハリ朝が滅亡したので、2300年以上続いたシンハリ朝最後の都ということになります。
王権のシンボルでもあった“仏陀の歯”は、現在でもダラダー・マーリガーワ寺院(仏歯寺)に残されていて、仏教徒の信仰の中心であり、いつでも信者たちでにぎわっています。
キャンディは、「聖地キャンディ」の名前で、1988年、仏教の聖地としてユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。
“仏陀の歯”は、4世紀頃、この国に嫁いできたインドの女王によってもたらされたと伝えれています。
ダラダー・マーリガーワ寺院(仏歯寺)は、16世紀に仏歯を祀る目的で建設された寺で、18世紀に入ってから、普段、寺院内部で保管されている仏歯を外に持ち出して行う盛大なお祭り「ペラヘラ祭」が始まりました。
毎年、7月から8月にかけて10日間に渡って行われます。
ペラヘラ祭では、黄金の容器に大切に納められた仏歯を、神聖な動物である約100頭もの象に乗せて運び、3000人もの踊り手や太鼓手といっしょに町を行進します。
松明に浮かび上がる行進の様子は実に神秘的で、町全体が、人々の信仰心をあらわす美しい空間となっています。
仏歯を納めているのは黄金の仏舎利容器で、その中にはさらに7つの小箱が重なっているという厳重なつくりになっています。
人々は、黄金の舎利容器の姿を参拝するようになるので、直接、仏歯が人目にふれることはありません。
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